ひとつ目の商売が軌道に乗った方が陥るリスクヘッジ問題。なぜ未開の商売をはじめたがるのか。

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ほよよ~。商売をはじめて軌道に乗って毎月安定して稼ぎはでているけれど
なんだろうこの気持ち。ドキドキする。
ドキがムネムネする、ってなる方はいると思います。
当ブログでもなぜか似たような相談が届きます。

立場・年収は違えど同じ悩みです。
こんな悩み↓ なお、転載ではないです。一部表現を変えてます。

「せどりで月10万コンスタントに稼げています。でも、頭打ちになってきています。
あらたな収入源を確保しようとしているのですがなかなか上手く行きません。
どうしたらいいでしょう」

「ニートでしたが親から軍資金を借りてネットショップを
立ち上げたら儲かっちゃいました。でも競合に押されてきています。
別の収入源を持ちたいのですけど、もし軍資金が100万あったらどう使います?」

「脱サラし、事業を立ち上げ同じ年代のサラリーマンの数倍は稼いでいます。
しかし、次の商売を何にしたら良いか分かりません。
管理人さん(僕のこと)ならどうしますか?」

正直、見事な成功をおさめている非ニート・ひきこもりの方に対しては
「さっさとお偉いコンサルタントに金払って見て貰え!」としか言えない。
現半ヒキの僕に何を期待しているんだ。

と、いうかなんで相談者の質が高いんだ。
求めている声とちがう。

ひとつ目が上手く運んだ人が陥る心境

以上の相談者に共通して見られるのは「焦燥感」「不安」です。
要は、「収入源がひとつのことにより恐怖を抱いている」のです。
そして、次への段階へ進めないでいる。

収入源がひとつだけの自営業者と社長の図

学がないのでこの現象・心理状態の呼び名(名称)は知りません。
けれど、この状態に陥る人は僕の狭い世間においても
「数多い」と称することができます。

特に専業の方はその重荷がなかなか降ろせません。
勤め人であればひとつの収入源をつくりだせばある程度安心できます。
2つ収入源を得られている状態ですからね。

確認するまでもなく、1つは従業員として。

もう1つは副業(アフィリエイト・せどり・輸入転売・FXなど)です。

共通点

これらの悩みを抱えている人はほとんどの方がどういうわけか
今自分が身をおいているフィールド外から出ようとします。
例えばネットショップ(物販)をしている人が恋愛相談所(サービス主体)を
解説しようとしたり、アフィリエイトでそこそこ稼げているのに
ハウスクリーニング(リアルビジネス)をしようとします。
それはなぜか?
身の安全をはかるため。「分散投資」と申せばニュアンスが分かりやすいかと思います。

ある程度稼ぎがでてくると、他のビジネスをはじめたくなるんですよね。
これはほとんどの方がかかる病気みたいなもの。

大切な大切な金を生む卵がひとつだと心もとない。
だからといって同じかご(同じ業種)に入れて置きたくはない。
だって、かごに何かあればふたつの卵が割れてしまう可能性が高いから。

ダメージコントロール

だからこそ、自分の確保している領域外のビジネスに手をだしたがる。
しかし、2回目は上手く行かない。壁があつい。

いっときの安心を得てもまた安心を欲しがる

僕もそのような悩みに陥りました。
ようやくまともな稼ぎが生まれてきた小さな小さな商売。
未経験からはじめて月5 万円は安定的に稼いでくれるようなった。

しかし、停滞期でもありました。そこで焦ったのです。
「もし、この商売が何かのきっかけで稼げなくなったらどうしよう」

そこで求めたのがその商売の分野外での新規事業の立ち上げ。
類似業種でもなくまた未経験の分野に走ってしまったのです。
能力が高い人ならばいざしらずIQ32のひきこもりにはどう考えても無理でした。

それからいろいろとスモールビジネスをはじめたのですが上手くいかない。
しかし、ひとつの考えを持ったところ上手くことが運び出しました。
えせ「飛び石戦略」です。

あれ?僕はなんで未経験の分野に進んだのだろうか?
なんとか切り開き、参入できた分野があるのだからそこを
「とっかかり」としていけばいいじゃないか、と。

いま、自分が小成功をおさめている業種・分野から
類似業種に進み。仕事を獲得し、そこから

A(自分が切り開いた1回目の商売)→B(Aの類似商売)→C(Bの類似商売)
Aという商売から親和性が高いBへ、さらにBと親和性が高いCへと進みます。

自分の保有しているノウハウを活かせる分野へと浸透していくイメージ。
ゼロから挑むよりずっとマシです。

結果を見ると、Aという商売・業種が打撃を受けて収入が下がっても
Bへの波及ダメージは小さい。Cであればもっと小さくなる。
ダメージコントロールが可能となる。

ズれた仕事を新規ビジネスへのとっかかりにする

僕は上記の問題で悩む便利屋(以下、便利屋中田)※仮名 を担当した機会があります。
コンサルタントといえばかっこいいのですが、
頼み込んで、売り込んでげっとした仕事です。
それは利益の一部を貰い受けるという契約。
詳細は省きます。

僕が提案したのはサービスメニューに掲載していないのに
ときどき依頼がくる仕事の個別化です。

通常でサービスは提供していない。非定番の仕事。
非定番とはいってもときどき依頼が入る仕事。
それでいて、やりたくはない、乗り気ではない仕事に注目しました。
これはたぶんですが、ほとんどの業種に当てはまるものだと思います。
なにかしたら「自分の専門領域からすこしズれた仕事」がある。
そしてそれを求める購入者・お客さんがいる。

具体的な施策は本当に簡単。

ズれた仕事」専門のウェブサイトを立ち上げ、売り込みをかけただけ。
便利屋中田から見かけのうえで独立させたかたちです。
専門店としたわけですね。専門店なので便利屋で受けていた料金額
を 2倍にしておきました。

それでも… …依頼は来たーーーー!霊長類なめんあっ!

なぜ2倍かというと他社に丸投げしても取り分が多いから。
他社(便利屋)に丸投げすると大体2割がこちらの取り分。
しかし、最初から相場の2倍なので
相場観がおかしい他社を避ければ儲かる。

相場観のぶっとんだやつらが多いのも便利屋業界の特徴のひとつ

うまくいってもさらに焦燥感に駆られる

僕よりはるかに成功している方、それも複数のビジネスを
成功させている方でも焦燥感があるってんだからこれもう
仕方がないものなのかもしれない。

立場もあるので表面上は余裕を装っているけれど内には
いつも不安がつきまとう。
どんな商売もうまくいくという保障はない。
商売がうまくいかなければすべてトップのせいなのだ。
根本的解決はない。
なんとか痛手を負わないようにコントロールするしかない。

賢い人であればわざわざ専業になんかならないでしょう。
勤め人をして副業をいくつか持つのが賢い。
ですが、そこが狙い目だと僕はおもいます。
社会不適合者ですからね。
みんなが嫌がることをやるしかないでしょう。

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