ストックフォトサービスで稼がないと決めた男が起業し、初月で数十万円の利益を獲得した手口

起業したニートたち

密かに儲けるニートたちはどのように稼ぐのか

おなじニートでも頭のまわるニートってのはやはり居るようです。
今回お話するのは小額で起業したとある元ニートについてです。
かなり目のつけどころが違っていて面白い方です。
初回公開日時: 2014年5月1日

起業したニート

起業したニートたち僕は現在、リアルで起業してサブにアフィリエイトをしています。
元々がお金のなかった貧乏人でしたので、ビジネスへの最初の入り口は
アフィリエイトでした。経験のあるかたはお分かりになると思いますが、
継続するのが大変。最初の数ヶ月はどれだけ作業しても0円。
利益確定ができても換金・振込み可能金額まで達成するまで現金を
手にできません。ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)が
ごまかしてるのではないかと疑うこと数百回。イライラします。
ある程度の資金があれば便利なツールを導入し、広告も出稿でき
加速できるのはご存知のとおりです。

だからこそ、最初の数ヶ月が本当にしんどい。

まったくの初心者が独学で実行するとまず、根気強い人でも半年ほどで
自分が正しいのかどうか分からなくなり断念するでしょう。
それでも再起すると3ヶ月ほどで稼げるのです。小銭程度ですが。
なので独学でアフィリエイトをはじめた方は
1年ほど苦悩する日々が続きます。

僕もそうでした。ですが、なかには知恵の回る人もいるものです。

アルファブロガーの飲み会へ侵入し、数人のブロガーと懇意になり、
ノウハウを学び、かつ宣伝もしてもらったお馬鹿(天才)だっているのですから。

リアルビジネスでも同じで、目の付け所が違う方は存在しており、
やはり一足飛びに大金を手にしてしまいます。

前置きが長くなりました。
冒頭で述べたとあるニートもすこし目のつけどころを変えて
儲けた人間のひとりです。
儲けたといってもそれは「秒速で1億」とか
「月収100万で自由人ライフ~」なんて規模ではありません。
ひとりで細々暮らしていける程度です。

やはりゼロ地点から何ももたないニートが
稼ぐのはむずかしい。

スキルなしコネなしニートは何をしたのか?

で、結局そのニート(以下、「彼」)は何をしたのか?
ずばり、自分で撮影した写真を売ったのです!

お、期待はずれだとの声が聞こえてきそうです。

たしかに写真を売ってお金を得る方法は世に溢れています。
PIXTA(ピクスタ)で月十数万円も稼ぐ主婦がテレビでも紹介されるほどです。

しかし、彼はストックフォトサービスを一切利用していません。

仲介者が介在しないので、商品である写真が売れても仲介料は発生しません。
でも、とても無視できないデメリットがあります。
それは集客。いちばん大切な部分である集客に関しては絶対的に
企業>個人の関係が成り立ちます。
最初から強力な媒体(ブログ・SNSアカウント)があれば
まだ善戦できるでしょう。
しかし、それもない。
集客力がまったくない状態だったんです。

そこで彼は集客せずに売り込むスタイルを貫くことにしました。

写真素材としたものは?

売り込むにあたって、素材を決めなければなりません。
ストックフォトサービスのような待ちのスタイルではないので、
確かに需要があるものを選定しなければ売れません。

彼はニートです。名所が身近にある都会に住んでます。
けれど名所の写真はすでにアマチュアのみならず、プロが抑えて
供給過剰な状態。

そこで、彼が素材としたものはディスプレイ用のフェイクパソコンや
中古パソコンでした。

「作業部屋」づくり

ニートがジャンクパソコンを使って商売した方法

思い立った彼は、型落ちした安い中古パソコンを集めました。
また、非常に安価なジャンク品をリサイクルショップで漁りはじめます。
それもなるべく同型のPCを揃えるように工夫しながら。

必要分を確保したら次にしたのが、部屋の清掃です。
廃品を利用した PCラックを壁一面に設置。
中古パソコンも並べて、みかけだけの「作業部屋」を作り出します。

あとは手持ちのデジタルカメラで撮影です。
配置を代えたり、パソコンにカラーリングを施し、何度も写真を撮りました。

しかし、彼はプロではありません。露出の知識はまったくなく、
写真のほとんどは暗くなりがち。でもそこはパソコンの大先生。
その問題は画像加工ツールで修正をほどこしてクリアしました。

売り込み先はどこ?

彼が売り込んだ先はSOHO事業主です。
サイト製作・SEO・集客支援事業などをしている小規模な
事業者に営業をしかけました。

それもすこしグレーな行為をする事業者も対象としています。
フォロー増し・ランキング不正操作・クリック代行などを
請け負っている事業者にも。
「そんなうさんくさい連中に売れるのかよ」とお思いでしょう。
けれど、売れた…らしいです。

では、なぜ彼の下手な写真が売れるのか。
彼の写真は中古pcが並べられた小さな部屋を撮ったものでしか
ないのです。普通なら売れません。
無料(フリー)の素材画像ならば腐るほど
世にでまわっているからです。
昨日今日カメラを手にした程度の
素人がとったのもならば見向きもされません。

それでも立派なビル内で撮影したものであり、
配布・商用許可を得ているものであればオフィス写真として
使えるのである程度は売れるはず。
なのに彼の素人写真のほうが売り込み先には
ありがたがられる。なぜか?

それは売れる理由があるからです。
彼が撮った写真は、HP素材としてではなく、
「ハッタリ用」に適した写真だったからです。

ハッタリ? どういうこと?

1人、または複数人で事業をしている事業者はお金がありません。
ですから自宅を主な仕事場としています。

そういう小規模事業者は立派なオフィス写真を公開して
信用を高めることが難しい立ち位置にあるのです。

なかには自宅の一部屋を作業部屋として割り当て写真に撮り
公開してる事業者もおります。とくに執筆関係者に多いです。

でも、それができるのは自宅が広く、それなりに綺麗な部屋に住んでいる
人のみ。ひとりだけのSOHO事業者にはちょっとハードルが高い。

大手から中小企業までの法人リストを扱っていても実態は、
安アパートでゴミに囲まれながらPCを操作しているだけなんてケースも
あるのです。見た目は綺麗なネットショップサイトでも、運営者の自宅は
汚いケースなんてありふれています。
だからお洒落なデスク周りの写真が欲しいんですね。
かといって優良素材ではダメなんです。
すぐにばれますから。ちょっと汚くてリアリティ溢れる
写真の方がお客さんは信用するんです。

諸事情でオフィス(職場)の写真を掲載できない人向け

そこで、苦肉の策としてイメージ画像に頼ります。
素材サイトからオフィス画像をダウンロードし、サイトに貼り付けるのです。
主に特定商取引法に基づくページに。
スミに※これはイメージです。と、注釈をつけてまで。

それだけオフィスイメージ写真は重要視されています。
わずかでも信頼度をあげるために四苦八苦している様が伺えます。

彼はそこに目をつけオフィスイメージ写真を売ったわけです。

立派なビルを所有する企業はただ、オフィスを撮影すれば良いだけ
ですので売り込み対象にはなりません。

だからこそ、自前で用意できない小規模事業者に絞って営業を仕掛けました。

疑問

「は?イメージ写真なら売ってるし、どこにもで転がってるでしょ」
こうお思いでしょう。しかし、中小規模向けのオフィスイメージ写真
(以下、オフィス写真)を扱っているストックフォトサービスは少なく、
どの事業者も似たようなオフィス写真を使ってしまうので、新鮮さがなく、
似通ってしまいます。

また、追い風となった要因があります。
Googleが開始した類似画像検索サービスです。
これでやらせの写真はある程度淘汰される時代が到来しました。

類似画像検索サービスはハッタリ用として使われるオフィス写真にも
影響を与え、ひと昔前に比べれば事業規模とはそぐわない
明らかな誇大オフィス写真を使う事業者は減りました。

見込み客が画像検索してしまえばハッタリ用写真なんて一発でばれます。
どこのストックフォトサービスから購入したかも簡単に判明できます。

そこで類似画像検索サービスにも引っかからないオリジナルの写真に需要が
発生いたします。

結果、彼の事業は当たり初月でいきなり数十万の
利益をあげてしまったのです。

おわりに

彼が起業するまえから「写真を売ってお小遣いを稼ぐ」情報は溢れていました。
お小遣いサイトでは当たり前のようにページが設置されているほど
ありきたりな方法でした。

けれど彼はそのまま額面どおりに受け取らなかった。
自分で考え、視点をずらし参入者が少ないフィールドを見つけ出し、
見事数十万という利益を手にしたのです。

もし、お小遣いサイトの情報をそのまま鵜呑みにして、考えなしに
行動をしていたら1円すら稼げなかった可能性が高かったでしょう。

だって彼は写真撮影のプロではありません。
アマチュアと呼べるほどの技能もなく、カメラも数万円で購入した
デジタルカメラしか所有していたかったのです。

自分の有利となる場所を見つけ出した彼は、
その時点ですでに勝っていたのだと思います。

彼の姿勢には学ぶべき箇所がありそうです。
ただ、運が良かったとも言えますけどね。
初手でうまくいく起業なんてほとんどありえませんので。

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自宅警備員 | Flickr – Photo Sharing!
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