今更ながらホリエモンの『儲け方入門』を再度読んでみる

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追記

誰も彼もホリエモン4原則を記事にしていますが、
ソース元を表記していません。僕も探そうとしてイライラしてきました。
けれど見直してみるとぼくも引用表記していない。
なのでリンクはっときます。

起業4原則・4カ条の出典元はこれです。

起業してほぼ確実に成功する方法

起業してほぼ確実に成功する方法とは?

ブックオフ(中古本屋)の100円棚で偶然みかけたのが儲け方入門。
お金にいやしい僕に直撃したタイトルです。
税込み105円で、著者が堀江貴文だったので即買い。
当時は手持ちの本を売って1年ほどぶりの臨時収入で
懐が暖かかったのです。それでも数千円程度。
はっきり言って買い損でした。僕は思考法ではなく、
具体的手段が欲しかったのでそう感じただけで人によっては
高評価な本となるかもしれません。
なので、稚拙ながらレビューもどきをさせていただきます。

儲け方入門

再度、流して読んでみたところ肝の部分である
儲け方に関するページは三分の一以下程度しか割かれていませんでした。

前半は儲け方、というより儲けるための思考づくりを中心に書いてあり、
中盤にはホリエモンの考え方が書かれていました。

後半は「特別対談」として浅草キッドとの会話形式が71ページに
渡り続きます。

章立ては2つ「儲け方入門」「僕の考え」+特別対談
各章につづく項は全部で45項ありました。

見開きで一つの主張を見せる形式

章・項の一部を抽出しました。

「儲け方入門」より

  1.  大学なんて行く必要ない。p12
  2.  字が読めて、簡単な計算ができれば十分儲けられる。p14
  3. 下積みの苦労など必要ない。p16
  4. 「自分に起業できるか」なんていう悩みはナンセンス。p18
  5. いま、日本にはゴールドラッシュが巻き起こっている。p20

お察しのとおり、見開き(2p)を使ってひとつの主張を展開していく
タイプの本です。このようなタイプの本は長文が続かず
ポン、ポン、ポンッっと駆け足で読めてしまうので
物足りなさが否めません。読書に慣れてなくても10分ほどで読了できます。

情報量もハードカバーにしては少なく、ほぼホリエモンの
自論ばかりで埋め尽くされています。
第2章に位置づけられる「僕の考え」では儲けとは関係ない話が
大半を占めているので、表題を考慮して購入した方にはがっくりすると
思います。

注目したところ「利益率が高くて元手がかからないことをやる」

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小さくても起業した方ならば必ずといってよいほど聞かされる
ホリエモンの「起業してほぼ確実に成功する方法」。
4つ提示されているので、4つの起業原則とか起業4ヶ条などと
巷では呼ばれていますね。

起業してほぼ確実に成功する方法-ホリエモン(堀江貴文)

1.利益率の高い商売
2.在庫を持たない商売
3.定期的に一定額の収入が入ってくる商売
4.資本ゼロあるいは小資本で始められる商売

堀江貴文オフィシャルブログ「六本木で働いていた元社長のアメブロ」

どうやらソース元(情報源)はホリエモン当人のブログらしいです。
該当記事が投稿された日は「2010-04-05」。
2010年の4月5日てことですね。大元であるソースはもしかしたら
別かもしれませんが、多く参照されているのはブログ記事です。

いっぽう書籍である「儲け方入門」にも似たような記述があります。

自分で起業すれば、普通は儲かるはずなんです。
それなのにうまくいかないというのは、まず間違いなく基本的な原則を
無視して商売を始めているからに違いありません。
それでは原則とはなにか。

元手かかからず利益率が高い、これだけです。

堀江貴文,(2005),「儲け方入門-100億円稼ぐ思考法-」PHP研究所 p24

書籍の発行年は2005年。対してネット上において参照される機会が
多いブログ記事タイトル「起業してほぼ確実に成功する方法」は2010年。

5年の間に3つ付け足され、より明確になっています。
起業家・社会人問わず、上記4つに自分が重視している要素をプラスし
言及しています。よく見かけるのはプラス要素は「需要」ですね。

4つの失敗しにくい方法で需要がある仕事を見つければ怖いものなしです。
でも、都合よく見つかるはずありません。

経験が浅い僕ですと、 3.定期的に一定額の収入が入ってくる商売 を
クリアする仕事・商売がなかなか思いつきませんし、見つかりません。
必ず一定額が入ってくるなんて会員制のサービスしか思いつきません。
なぜなら、仕事は安定的に来るものではないからです。
営業すればまだ希望があります。けれど安定的に一定額の収入を得る
システムを構築するなんてどうすればよいか分かりません。

しかし、ホリエモン自身はすでに上記4つを満たした商売をしています。

そう、メールマガジンです。

現状の堀江被告の大きな収入となっているとみられるのが、
週1回発行している有料メルマガだ。
月840円の購読料を支払っている読者数は1万人を超えている。
年間の購読料は1億円規模で、発行会社の手数料40%を
差し引いても年間6000万円以上の収入になっている計算だ。

ボロ儲け? 堀江被告、獄中でも年収6000万円以上 – MSN産経ニュース

現在も「堀江貴文のブログでは言えない話」というタイトルで毎週発行しているようです。

窓口も広げており、「まぐまぐ」は当然として、最近流行っている
ニコニコチャンネル・BROGS・夜間飛行・ビジスパ・FC2のブロマガでも
受け付けているもよう。http://horiemon.com/magazine/

収監されてなお書き続け、稼げた優良な商売といえます。
けれどこのスタイルは盤石な知名度を持つホリエモンだからこそ
できたのでしょうね。特に、功績もホリエモンみたいに天才脳を
していない一般人がメールマガジンをはじめても誰も登録してくれない
でしょう。コツコツと読者を集める段階で多くが離脱すると思いますね。
だって他に資金があれば効率がよい商売があるのですから。

つまり、天才の教えは一般人にはあまり参考になりにくい。
僕のような貧乏母子家庭+ヒモありで育った人間には到達できそうに
ない思考ばかりです。どちらかといえば1代で田舎とはいえ実店舗を
持つに至ったたたき上げのおっちゃんの話の方がタメになりそうです。
学のない僕にとってはね。

あくまでも思考法

具体的な稼ぎの方法を求めて購入した方であれば間違いなく低評価を
つけるでしょう。注目されやすのは第一章の前半項目だけだと思います。
なかには一般人が真似できないような行動をすすめる項もあります。

たとえば、第1章16.足の速いヤツだけついてくればいい。
19.嫌いな人を外したほうがいい人脈ができる。など。

とにかく、このような商売をして、仕事の流れはこのようになる。
必要な機材は~って感じの本ではありません。
むかしのホリエモンのビジネス観を覗きたいのならお勧めいたしますが、
そうではないのなら立ち読みで済ませればいいと思います。
人によっては対談はまったくの無駄でしょう。
延々と71ページに渡り毒にもクスリにもならない話を聞くことはないです。

通して読み終えた感想

僕個人でもマーカーで引く箇所があまりなかった本です。
ホリエモンと似て、頭がよい経営者身分ならばうまく自分に当てはまる
箇所を切り抜き、自分に合わせて組み込むことができるかもしれません。

一方、僕のようなぎりぎり凡人は素直にノウハウ本を読むべきです。

そして、再度読み返してようやく気付きました。
副題に「100億円稼ぐ思考法」とあったですね。
発行年を確認するときにようやく気付きましたよ。
表紙では紺色に白字ででかでかと儲け方入門とあり、裏表紙には
副題が載せられていませんでした。肝心の背表紙にも副題はありません。
あくまでも「思考法」だったんです。

勘違いで購入しないようにご注意ください。

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2014年9月26日追記
最近になって撮られた動画のなかで、
ホリエモンはある質問に答えていました。
質問は「10万円で何か起業をしたい」

ホリエモンは「10万円では起業できない」と渋った顔を
したあとに車を借りて弁当を販売する、と答えていました。

ホリエモンからみても10万円という資金では起業は困難らしいですね。
ただ、ほぼゼロから起業することは可能です。

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