時給を3倍にできるとされる方法とライフハック系ブログでは記されない重大な欠点について

ライフハックブログの大元を見よ

時給を3倍にも10倍にもできる方法は僕の知る限りひとつ、
自分で仕事をつくること。
つまり、起業し自営業を始めるという結論です。
厳密には時「給」ではなく「報酬」ですが、表現上時給としました。

自己の裁量で動かせる仕事を生み出すことが重要です。
自営業者は条件・報酬(時給)に満足できなければ
拒否できる権限を持ちます。
実際そんな横柄なことはできませんけれど。

ですので、誰かの下について働いていた
ときより時給(時給換算して)を
何倍にも高められるのです。

僕もほぼゼロである時給を高めようと、自営業を始めました。
しかし、そう甘くはなく、実際に体験した方でないと分からない
点も見えてきたのです。

時給を何倍にもあげることができるとされる方法

理論としては納得できるという範囲です。
見知った方もいると思いますが書いておきます。

自営業をはじめ仕事を得たとします。
3 万円の仕事です。
1 時間で終了させたとすると時給にすると 3 万円ですね。
先方に作業完了~納品の連絡と口座確認の時間を考慮しても
大差はありません。公務員でも時給換算すると 3 千円程度です。
軽く倍以上になってしまいましたね。

良い点ばかりのライフハック系記事

「時給を倍にする3つの方法~」「あなたの年収を十倍にする唯一の方法~」
ありがちな記事ですよね。
このような記事は何もビジネスサイトやライフハック系サイト
でなくともよく目にします。

たとえばコーチング寄りのアフィリエイターが初心者に
対して話ますね。大半はどこかの書籍や師匠にあたる
トップアフィリエイターからの聞きかじりです。

話の要点はどこも同じ。あなたは給与を固定されている。
そのままでは将来性がない。妻子を養っていけますか?
と、たたみかけて
「アフィリエイトなら年収を何倍にもできる可能性があるんです」
で記事を締める。
文章の一番下に配置されているのはアフィリエイト塾やコーチングへの
申し込みボタンや胡散臭い情報商材のランディングページ。

僕も経験があります。起業がしたくても経験がなく、ネット上で
情報を得ようとして 2~3年くらい時間を無駄にするほど
この手のブログを読み込みました。
でも、ほとんど良い点ばかりをあげて悪い点が書いていません。
なぜ書いていないのか? 情報商材で月何十万も稼いでいるのに。
疑問に思うのが当然です。けれどようやく分かりました。

まず、僕は起業の情報を集めていたけれど閲覧していたのは
アフィリエイターのブログです。
そして表にでているアフィリエイターのなかには
自称稼いでいるとうそぶく人間が大半だということに。

また、ライフハック系のブログ。
記事を書いている管理人・運営者は「起業経験」がないどころか
自分で稼いだ経験がない人がほとんどです。
創業者や社長が作った水脈を借りて働いていた人間ばかりな点を
見過ごしていました。

そう、大半の人は労働者側であり起業経験はない。
ライフハック系ブログを担当している方も上司から命令されて
業務でしているだけです。
自称稼いでいる率が高いアフィリエイターたちも
内容を理解していないで使っていたに過ぎません。
なかには稼いでいる方もいるでしょうが、大半が報酬目当てで
耳に聞こえがよい記事をあげ、初心者をカモにする奴らばかりです。

だからこそ違和感があったのでしょう。
良い点ばかりで自己の体験からくる泥臭さがなかったのですからですね。

元から参照するブログやサイトが間違っていました。
しかし、大元の内容には納得できます。
社員身分ではフルコミッションでない限り、会社に決められた
年収はそう変わりません。だからこそ、価格決定権・裁量権を持つ
身分である自営業者になれって結論です。
ただ、この手の情報のポジティブ面だけを受け取って行動すると
僕のような目に遭います。
回避するにはアフィリエイターやライフハック系ブログで
紹介される「良い点」に注目するのではなく裏に隠された
「悪い点」に注目するのが肝心です。

欠点1

たしかに、1 時間で作業を終わらせられる仕事を
1 万円で請負えば時給 1 万円と言ってよいでしょう。
現場への到達時間や事務連絡を除いても許容できる線です。

上司に理不尽に叱られ、お客にも言いがかりをつけられる。
毎日残業しても時給に換算すると数千円。
けれど起業したとたんに時給 1 万円になったとしたら
会社を辞めた甲斐があったというものです。

でも、トータルで考えると会社に勤めていたときよりも
損になっているかもしれません。
なんせ会社に属していれば時給は低いままでも仕事が貰えます。
何もしなくとも上司の目をかいくぐり、後輩や同僚に仕事を
押し付ければ自分の頭を使う必要もありません。
自分の生産性が給与に見合っていなくても会社にかじりつければ
一定の額を毎月いただけるのです。

「考えてみれば会社に勤めていればよかったなぁ」
自営業者にもこのように言い放つ人はたくさん存在します。
これは良い点ばかりみえて欠点が見えなかったか、
見えないふりをしていた方にとても多いです。

では、『時給を何倍にもあげることができるとされる方法』記事の
何が欠点なのか?
それは
「瞬発的に時給を何倍にもあげることは可能だが、継続的には難しい」
が欠点です。

当記事の冒頭を読んだだけでも現自営業者の方は
欠点をすぐに見抜いたと思います。
会社に属する組織人の方たちは
会社からお仕事を頂いているわけです。
仕事をお客さんに貰うために行動する必要性はかなり低い。
仕事をもらうために仕事をする意識がほとんどありません。

一方、自営業者の方は何もしなければ仕事がありません。
会社から自動的に仕事をもらえる組織人とは違うのです。
仕事が入れば以前勤めていたときよりも時給を十倍にも
あげること事態は可能です。しかし、仕事がなければ
意味がありません。

そうです、時給をあげる機会があったとしても
自分が能動的に動かなければならないのです。

(例)
僕がアルバイトをしていたと仮定します。
時給は千円です。毎日8時間するので日給8千円ですね。
月の出勤日が22日だとすると176,000円です。
毎日同じ作業で辛い、面倒だと感じ自営業をはじめました。

「ライクハック系ブログに書かれていたとおりなら僕の
時給は何倍にもあげることができるぞ!」

そこで、営業に力をいれ仕事をどうにかいただけました。
慣れている作業ですので 1 時間足らずで納品できる状態にまで
仕上げました。

時給換算してみるとなんと 5 万円です。
「やった!アルバイトを辞めて良かった」
嬉しさに笑みを浮かべます。

「月に仕事を4つこなすだけでアルバイト時代の給与を超える!」
ついつい皮算用をしてしまいます。
しかし、商売は甘くはない。
営業をかけても新人の僕には誰も仕事を与えてくれません。
結局、仕事がなかなか貰えずついには廃業してしまいました。

欠点2

欠点1に含まれるかもしれません。
けれどニュアンス的に違うと感じているので
重複していることを承知でのべさせていただきます。

自分で仕事を創らない場合の大きな欠点。
それは…四六時中お金・仕事のことを考えなければならないこと。
これにつきると思います。
「いやいや、それはちがうぞニートくん、会社員だって
仕事のことで頭がいっぱいだ。これだから正社員経験がない人間は」
このような声が聞こえてきます。

しかし、方向性がちがいます。領域が異なります。
会社員の仕事のことで頭がいっぱい、とは与えられた仕事の領域、
範囲内でのことです。与えられた仕事でも創意工夫はするでしょう。
でもそれは創業者・上司から生み出されたものです。
「これをこうすればお金が発生する」と、誰かが道筋を
整えた道を歩いているだけです。それもそれで大変です。
ですが、仕事を創る側の人間が言う「仕事のことで頭がいっぱい」
とは異なります。

あたえられた材料・工程のなかでの仕事と、
まったく真っ白。どのような材料を揃えるのか?
どのような工程にするのか?そもそも何をするのか?
そして「その仕事」が完成したとしてお金はいただけるのか?
など、思考が及ぶ領域が違うのです。
また、お膳立てをされているわけではないので、
1日中、不安にさいなまれます。
大成功をおさめてお金がある人はわかりません。
けれど僕の知っている自営業者・創業者の方々は常に
不安と戦っています。生活の不安は誰でもあるでしょう。
けれど、仕事自体を生み出さなくてはいけない人たちと、
仕事を与えられる人との思いは違います。
うまく表現できません。けれど違うんです。

瞬発的では意味がない

仕事を月に4つこなせばいい、だけどそれは仕事があればの話です。
巷にでまわるこのノウハウ「時給を何倍にもあげる方法=起業」は
劇薬とも呼べるでしょう。なにせ重大な欠点があります。

瞬発的なんです。
仕事をもらえなければ一銭にもなりません。

聞こえの良いことばかり書くアフィリエイターや
ライフハック系ブログにはその後のフォローがありません。
継続的にするノウハウは大抵書かれていないのです。
その場限り。仕方ありません。
PVを増やしたり、報酬目当ての記事なのですから。

まとめ

簡単に今回の記事をまとめると、
起業した経験もない、聞こえが良い記事ばかり書くブログに
惑わされずに 1 度自分で考えましょうってことになります。
コーチング寄りのアフィリエイトブログやライフハック系ブログは
「当事者になった経験がない」方が運営者や書き手だったり
するので受け売りの情報を提示するだけで、
裏に隠された部分を語る可能性はとても低いのです。
だからこそ読者は自分の頭で考えて情報を整理しないといけません。
ちなみに僕は失敗ばかりですので、当ブログも失敗談だらけになるでしょう。
だからこそ読者さまに実になる話はすくなからずできると思います。
僕自身もようやく理解したことですが、成功談や成功するための
ノウハウよりも失敗談の方がとても貴重なんです。
失敗を回避しつづけてこそ成功できるのですから。

しかし、僕はいまだに平均して月収50万円レベルには到達していないので
そこはご注意ください。

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