ひきこもりでも特性を活かせば人並み以上に戦える

ひきこもりの能力・スキル

ひきこもりが社会で人並みに生きるために

ひきこもりの方がおちいりやすいのが、
自己評価を低く見積もることです。
悩んでもいいです。低く見積もってもいいです。
自分が標準である、標準よりは上であると自他共に
実感できる能力を見極め、それを十分に
発揮できる場所で勝負すれば良いだけです。

当記事は旧ブログで「2014年4月21日」に作成・投稿された
記事を加筆修正したものです。

あなたはどの値が高い?「すばやさ・きようさ・みりょく・たいりょく・かしこさ」

ひきこもりの能力・スキル あなた(ひきこもり)は何かしらのパラメータが突出しているはずです。
社交性・知性・腕力と呼ばれる能力、これらが
どれも平均的ならばひきこもる可能性は低いですから。

社会人として組織人として苦悩しているのならどこかの
パラメータが 過不足なのかもしれません。

組織人として生きていくのなら過不足をおこしている
能力値を突き止め、 補っていくスタイルもありだと思います。

ですが、こんな場末にたどり着く人はそれなりの
理由(わけ)を抱えている と推測します。

できれば会社を辞めたい、人とあわずにお金を稼ぎたい、
ひきこもりだけど生きていける分だけお金が欲しい、
などなど。 ならばこそ、自分の適性を知るべきです。

ヒントは自分で探すしかないのか

ひきこもりはどこへ向かえば良いいのか?

雑踏。流れに従う人々。

私もメンタル関連のサイトをめぐって
「なぜ他人と会うのが怖いひきこもり状態になったのか?」
を真剣に調べていた時期があります。

ただ、この手のサイトは企業やNPO法人が運営しているケースが多く、
現在でも、当事者である人の声があまり公表されていません。
なぜならNPOといえど事業であるので、批判的・運営に差しさわりのある
体験者の声は掲載しないからです。内部が当事者から見ても
不透明なんです。

もし、開示されていたとしても外向き用です。
ひきこもり・社会的不適合者を支援する正義の味方のように
映えるように描かれています。

民間企業はもちろんのこと、NPO法人だって
事業として運営されて いるんです。
利益が流れるように外面を綺麗に整えるのは仕方がありません。
なにかの打開するためのヒントがあればと、実際に当事者である
個人のブログを漁ったこともあります。
けれど解決策はみつかりませんでした。
自身の内面を吐露して自制するため書かれている
理由でのブログが多かったような気がします。

自分に向いている仕事ってなんだ?
いままでどの仕事も逃げ出すように辞めてきたのに。
さらに「ひきこもり」というスキルまで身についてしまったのに。

悩んで末に導き出した結論が「無理して就職しない」

私は、対人恐怖症・IBSなどの問題を抱えていました。
これらは社会人になるうえではやっかいな問題であり、
解決するには それなりの時間・費用の負担が圧し掛かります。
貧乏育ちで当時も 貧乏にあえいでいた状態なので
とりあえずお金が欲しかったのです。

上記ふたつの問題をいっきに短時間で解決するにはお金が必要でした。

どうして?それは就職をして社会人を目指すのは給与をもらうためです。

でも、どうすればよいのか分からない。

とりあえず家賃代を母に渡さないと追い出されるので
バイトをすることにしました。
受動的な理由でも行動したのが良かったのかもしれません。
「行動量を増やすことはヒントを得る機会を増やす」ことに
繋がるからです。

対人恐怖症が清掃バイトをはじめたら判明した特性

その後、いつくかのアルバイトをバックれしつつ
辿りついたのが夜間清掃のアルバイト。それも短時間。
夜間なのに時給があまりよろしくないのですが
これが性に合っていたようで私のなかの
バックレ虫が騒ぎ出すことはありませんでした。

人と会話する機会が極端にすくなかったですからね。

そして清掃バイトで得た1番の収穫があります。
それは他者から見て、どの能力値が標準より高いかの認識。
客観的判断による高水準能力の特定ともいえます。
それは「ルーチンワークを改善できる能力」 清掃のバイトにお決まりのごとく。
言われたとおりの手順で仕事をすると規定の時間内に
は終わらないようにルーチンワークが設定されていました。

どうせ現場を知らない上層部がパーキンソンの法則を考慮しているのでしょう。

パーキンソンの法則 第一法則 仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する: ウィキペディア

それでも何とか時間内に仕事をこなしていました。
主にベテラン勢であるおばちゃんたちのおかげです。

しかし、夜間お仕事は出入りがはげしく人数的余裕はない。
ベテラン勢のひとりも徐々に減っていく。

さらには悪い事に、 仕事が追加される始末。

家に引っ込んでないと不安な ひきこもりである私にはこたえます。
時間内に帰れないのが。
ですので自分の仕事をはやく終わらせて他の人の仕事を 手伝い、
仕事をはやくきりあげる計画を立てました。
もともと、自分の担当場所がおわったら清掃作業が
遅い人の手伝いをしていたのですが、
もっとはやめに手伝えるように 作業の効率化をしました。

作業見直しの結果

結果、誰よりもはやく作業をおわらせられることができました。
理由は単純です。各工程作業の見直しをはかっただけです。

何年間も伝わってきた伝統的とも言われる流れ作業をぶったぎって
各工程に割け、体の一部分に疲労を溜め込まないようにしただけなのです。
腕の筋力を使う作業をしたら次は腕の負担の少ない作業をする、
立つ作業の次は座って作業する工程へ進むなど。

たった、これだけでも大幅に時間を短縮できたのです。
その効率化を私の話を聞いてくれる人に教えましたところ、
その人も時間短縮ができ、喜んでくれました。

ほかの人たちは聞いてもくれない。いや、私から話かけ づらかったので
効率化された作業方法が職場に広まることは ついにありませんでした。
しかし、私が手伝える時間が増えたので 結果的に時間内に
終わらせれる日が急増。
その原因が私にあると知っている人はごく一部でした。
その後は、効率化もでき、人数も増えたこともあり
時間に余裕ができていました。

すると当然のごとく新しい仕事が 付け加えられることに。
雇う側からしたら 「もっと作業を詰め込めるだろう
残業する程度が丁度良い」 ぐらいに思っているのでしょう。
残業代がでない職場だったのでこうなるのも無理はないと思います。
ならばもう1回作業を見直そう。
そう決めた私はさらに効率化をはかり、
割り当てられている 作業をもういちど見直しました。
結果は前回と同じ。成功です。
できれば他の人たちにも教えたかったのですけれど、
ひきこもりで あまり喋れない私には無理でした。
以前はかなり勇気をだしたのですが。ダメでした。

それに人にはそれぞれやりやすい リズムがあるので
一方的に崩すのは良くないと、自己弁護します。

他者からお墨付きをいただく

ある日、いっしょに働いているおじさんに自己流の作業手順を
教えていると「こういうの得意だよね」と言われました。
実は以前の職場でも作業手順の効率化をしていたのです。
時間短縮をしたので迷惑がられた職場もあります。
どの能力値も劣っていると思い込んでいた私が
自他共に秀でていると呼べる能力を自覚した場面でした。

特性にあった場所で生きる選択肢

自分の高い能力値が判明しても職場によっては発揮できず、
逆にやっかいがられる可能性も高いです。
いままでのバイト体験を思い返すと一定のマニュアルがあり、
それを遵守しなければならない職場環境は私が苦手とする職場でした。
苦手としているので仕事もできず、やっかいがられましたね
これらの体験談から察するに、どうやら私は裁量権がない
職場では能力を 発揮できず、こなせる仕事量が人並み以下になるらしいです。
反対に、この特性を活かせる場所に立てば
ひきこもり+対人恐怖症である 私でも人並みかそれ以上に働けるのです。
たぶん。 自分の特性が判明してからは無理に就職をしようとは思わなくなりました。
なぜならば私の特性は組織には合わない特性だからです。

兵士ではなく下士官に、傭兵だって捨てたものではない

社員は兵士・経営陣は指揮官 組織における平社員(兵士)では潰れてしまいます。
決められた手順を決められた時間でなにも考えず遂行するのは性にあいません。
一定の裁量権をもつ身分(下士官)になるまで平社員として
頑張り続けるのもひとつの手でしょう。
コネも学歴もないなら平社員から、待遇が悪ければ派遣からの
スタートだってありえます。
無給のインターン扱いかもしれません。
けれどそれは合理的ではない。
だって別の生き方があるのですから。
兵士としての適正がないのなら自営業(傭兵)として
戦場の隅っこで戦うのもありなのです。
ときには同じ傭兵と徒党を組むのもありですし、
気の合う奴を頭にして兵団を結成しても構いません。
別に傭兵身分ではなくてもよいのです。
自分に割り当てられた仕事を 自分の裁量で自由に動かせれる権利があれば。

「この作業はこうしなければならい」と決められると
「過程」を固定されるのと同じ。
結果だけを求められるうえに過程まで固定されてしまっては
その人本人の力量が存分に発揮できません。
指示されなければ微小な行動でさえ決断できない人は別ですけれど。

人に合った戦い方、受け入れられる場所がそれぞれ存在するのです。
自分の能力にあった「職場」ではなく「生き方」を
選択する自由があなたにはあります。
いま現在、あたなが不当に理不尽な目にあい、
不遇な身においても その権利は侵害されるものではありません。

おわりに

運がいいことに僕は人並みと判断できる能力を見つけられました。
それも能動的ではなく受動的に。なので偉そうにあれこれ言えません。
特性にあった能力が判明しても有効に使える職場の提示もできません。
しかし、実際にひきこもりであった私が体験談を記すことで、
なんらかのヒントを与えられる、見つけてもらえると思っています。

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3 件のコメント

  • 受動的とはいえ、こういう自分の得意な面を見つけられたのは大きいですね。
    意外と自分の得意分野をこうやって語れる人は多くないと思います。
    就職活動とかででっち上げることはあっても、自分でも本当にそうかな?という場合が多いのではないでしょうか。
    ある意味、自分の得意分野を知っていることも優れた特性の1つと言えるかもしれません。

    かくいう私も常々得意な分野はなんだろう?と問いかけていますが、一向に答えは見つかりません。
    六畳の主さんのように色々動いて見つけていくしかないのでしょうね。

    ※リンクして頂いてたんですね、ありがとうございます!
    私のブログもリンク貼らせていただきます。
    よろしくお願いします。

  • ニトさま 再びのコメントありがとうございます。

    僕の場合は本当に運が良かっただけですね。
    自分探しなんて言ってる歳じゃないので「自分に合う仕事」
    よりも「自分でも務まる仕事」を探したかったのです。

    それと、自分の得意分野をあまり深刻に
    探求・思考するのも問題だと思います。
    なにせ行動できなくなっちゃいますからね、
    とくに内省が得意なひきこもりカテゴリーの方たちは。

    お金を稼げればとりあえずひきこもっていられるので
    いまは長所を活かせる場・得意分野以外でも
    無節操に手をつけている段階です。
    金銭欲にまみれきっています。

    ■ブログ記事での紹介について
    ニトさまのブログを拝見させていただいたところ、
    当ブログを取り上げてくださっていたのに
    いままで気付きませんでした。
    お礼が遅くなって申しわけありません。

    ■リンクについて
    事後承諾になりますが、一方的にリンクさせて
    いただいておりました。
    ある程度のアクセス数を流せたら相互リンクを
    申し込みさせていただこうと思っていた次第です。
    こんなにはやく相互リンクできるとは思っていなかったので
    嬉しいです。今後ともよろしくお願い致します。

  • […] さて、以前にも紹介したブログ(相互リンクもさせてもらいました)でひきこもりでも特性を活かせば人並み以上に戦えるという記事を読んだ。 タイトルからも分かるように、「自分の長所(特性)を知り、それが活きる環境で勝負するのが大事」という内容で、六畳の主さんがどのようにして自分の特性を知ったかが書かれている。 […]

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