ひきこもり流「お問い合わせが全くないビジネスサイトの改善策」と情報の親和性について

ひきこもりと情報の親和性について
ひきこもりと情報の親和性について

貧乏ひきこもりがいきなり便利屋開業

僕はひきこもりです。
母子家庭でずっと貧乏ですし、今も貧乏です。
家にも借金があるので、人並みにお金を稼いでも貧乏なんですね。
砂山をつくるときに普通の人であれば平地の状態から盛っていけます。
初期状態は平面でありゼロ。
そこから土をかぶせて行けば砂山になります。
しかし僕みたいな負債がある貧乏人は穴ができてるんです。
砂を盛ろうとした地点に。
だから人より努力しなといけませんし、成果をださなければ
通常の生活さえできません。

そして外部からはその過程が分かりません。
知識で理解するしかないんですね。
貧乏人の生活はこうだ~って。
でも実体験はしていないので実感はできません。
だから「努力が足りない」「自己責任」と言い切ってしまう
方が存在するんですね。

教養がある富裕層・富裕層の子弟(大学生以上)は
貧乏人の境遇を勉強していますので、安易に自己責任論に
走りません。だけども貧乏人がいることによって自分たちの
生活があることを身に染みて知っているので関わりません。
傍観です。

貧乏人の愚痴は犬も食わない。

そんな愚痴をこぼしたくなる程度には貧乏していました。
でも、今はそれなりに暮らしています。
1 日 3 回、おかずが食卓に並びます。
元々貧乏育ちなのでいまの状態でさえありがたく思います。
けれどそこまで至るのにはいくつもの失敗がありました。

便利屋開業

僕はいきなり便利屋をはじめたことがあります。
何をすればいいのかわからないのでノリで始めてみました。
もちろん僕は当時も虚弱体質でIBS。
力仕事も外で休憩なしに長時間仕事するもできません。
だからこそするのは現場仕事ではなく仲介役です。
営業みたいな役割ですね。
仕事さえもってこられればお金がもらえます。
なんのコネもない人間でもお金になる仕事させもってくることさえ
できれば重宝されます。そうです。仕事さえ持ってくることができれば。

約半年間お問い合わせ 0 件

で、始めたところ半年間お問い合わせゼロ件でした。
CVR(コンバージョンレート)ゼロパーセント。

HTML/css テンプレートを拝借し、文章を入れただけの
サイトですのであまり期待はしていなかったのですが、
これはひどい。

どうにかしようと、手探りでサイトデザインを変更しても
相変わらず見積もりの 1 件もなし。
ヘッダー作成 五千円 というサービスに頼むお金もないので
自分でキャチコピー・ヘッダーをつくってサイトに組み込む。
それで変化なし。そうなれば料金が問題かと思い、
料金を見直しても閲覧者からの反応はありませんでした。

先人に頼ろうと、中古本屋で便利屋関連の本を買い、色々試した
ことがあります。でも、はっきりいって役に立ちませんでした。

便利屋開業の書籍も読むには読みましたが肝心な箇所が書いていない。
成功者にありがちな『お客様を大切にする心』を説く、精神論が
まかり通っているのです。

便利屋業界にも先駆者・伝説的な方はいて、各自本を出版しております。
アマゾンでレビューを確認しても高評価を与えている方が多数。
こんなに『参考になった』との声が多いんだ。
自分の読解力がないからかもしれない。
そのように思い読み返すと、やはり違う。どこか違う。
しっくりこない。なぜか?
落ち着いて考えれば分かったはずなんです。

端的に言うと、活躍した時代が違いました。
情報が古すぎたのです。
世間の風潮や意識により、昔は簡単にできた方法の難易度が高くなる
事例なんて山ほどありますからね。

ポスティングで受注率を上げる方法でさえ防犯意識が高まり、
何かあるたびに通報される今の世の中では難易度が高くなるのは
当たり前です。

そして、重要な事。
本を出版するほどの成功者と違い僕は平凡以下の人間、かつひきこもりです。
本の内容をそのまま適用できると思うのが間違いなんです。
また、『ひきこもりにでもできる仕事受注方法』は書いてありません。
著者は裸一貫(車は所有)で便利屋を開業したバイタリティ溢れる人です。
当時のぼくと同じようにお金はない状態。でも、相違点がいくつもあります。

元社会人で成功体験がある。人との会話が好き。
妻子がいるほど魅力がある。
裸一貫からと豪語しても車を所持している。
勤めていた会社の同期と連絡を
とりあっており、人脈が生きている等々。
また最近は落ち着いていましたが、一流大学卒業・親が富裕層で
あることをあえて隠して、庶民に夢をみせる成功者など。
時代も開始地点も異なっていたのです。
元々、この手の本は外で働いているまともな社会人の方向けです。
外的スペックが劣らざるを得ないひきこもりカテゴリーの人間には
適していません。あまり外出できないひきこもりを対象としていないので
当たり前ですよね。

むやみやたらに更新しても効果はない

お問い合わせがないということは何ら見込み客から
反応がないということ。アクセス解析はしていても
分析する能力もない。真っ暗闇のなか手探りで歩くようなものです。
感覚的には在るかどうかわからない鉱石のかけらを求め、
掘り続ける鉱夫の気分です。

それでも、サイトの更新を継続しました。
サービス説明をより丁寧に。人気(ひとけ)がでるように
各ページにはスーツを着た美人の画像を貼り付けました。
よくある「○○の説明はこちら」と文字が挿入され、
横で美人が笑っているあのような画像をです。
それからよく訳知り顔のウェブコンサルタントが言う
「お客様に役立つ情報」を記載したページもつくりました。

しかし、効果はありません。
いまだお問い合わせ 0 件。

気付き

ある日、ボケーッとグーグルアナリティスクを眺めていると、
気付きました。今までさほど力を入れていないページが 4 番目に
閲覧数があるのを認識したのです。
文章量がすくないページなのにやけに参照数(ページビュー)多い。

何度も解析結果を見ていました。
だから 事例ページが 4番目という事実も知ってはいたのです。
知ってはいたが認識できておらず、見てはいたが意識できなかった。

トップページやサービス説明・料金ページの閲覧数が高い。
別に自然なことです。僕はなんら考えずそう思っていました。
でも、なぜか「これも一応つくっておこうかな」と、軽い気持ちで
作成し、以降更新していない『事例』ページが手堅く閲覧数を稼いでいます。

気付いたのは廃業・閉鎖しようと思っていた頃です。
受注ゼロ件でイラついていた僕。
「そんなに事例が好きかお前ら!こちとら慈善事業しとるんじゃないんだぞ」
だったら目いいっぱい書いてやるわー。

早速、僕は妄想し、以下のようなタイトルのページを設置しました。
「もし、このような状況にあるお客様が当社に依頼してきたら~」
男女・社会身分・依頼内容・駄目だったところあらゆることを
妄想で記しました。お客様がいたと仮定して『駄目出し』も書いたくらいです。

駄目出し例

「草むしりはきれいにしてくれて満足したけれど、雑草を入れた袋が
庭の隅に置きっぱなしでした。これではもうお頼みする機会はないかもしれません。
ただ、ウチに来てくれた作業員の方は印象がとても良かったので、できれば
これからもお頼みしたいのが本音です。これからどのように改善していくのか
できれば詳しく説明して頂きたいものですね」

もちろん上記駄目出しの声はもらっておりません。
だってお客さんもいないのに貰えるはずがないですからね。
廃業する気持ちでしたので吹っ飛んだ事を最後にしようと思ったんです。
「実際にはこのようなお声は頂いておりません」なんて
注意書きをしてあったとはいえ悪ノリが過ぎました。
反応がもらえるのであれば苦情でも来てくれーって感じでしたね。

何も反応がなかったのでもしかしたらこの世に僕のサイトは
存在しておらず、僕だけが見えるだけなのかもしれない。
そう考えるほど追い詰められていたのです。

結果は?

結果、受注できるサイトになりました。
効果があらわれたのはページを追加して 1ヶ月後から。
ぼちぼちお問い合わせがくるようになり、受注することも
できてきたんです。

ただ、この方法だと難点がありました。

事例ページで記した詳しく記した事例に関連した
お仕事の依頼しかこないのです。
事例ページでしっかり「草むしり」の事例をつくりこむとします。
「ゴミ撤去」の事例は一切記しません。
すると、草むしりの依頼は来るけど、
ゴミ撤去の依頼はまったありません。
サービス内容説明ページにはちゃんと
各サービスごとに

「どのように作業するのか」
「どんな人が作業員が対応するか」
「お客様が用意するもの」などの情報を載せているのに。

限定された範囲内で受注できるようになっただけで、
サイトに記載されたサービス全種を受注できるまでの
完成度には至ってはなかったのですね。

自分にとって応用が効くものか考える

アクセス数・受注率を上げるための基本施策は身分によりません。
基本的な事柄は誰にでも当てはまり、役に立ちます。
一般対象とさえる社会人だけではく、
ひきこもり・ニートでもアフィリエイトブログや
ビジネスブログでも適用可能です。
ウェブサイトをもっているのならば参考にするべきです。
ただし、基本の外に一歩でると途端に適用できる対象が狭まります。
僕が参考にした便利屋開業本は社会人経験があり、車を所有している人が読者対象でした。
もちろんはっきりと書いてあるはずがありません。
開業本は起業に夢見る人全般を読者にしているのに、
わざわざ対象を狭め、購入数を減少させるはずがありません。
賢い人はすぐに気付き、理解します。
僕はようやく理解した側の人間ですのですごく回り道をしました。

手に取る本・情報が自分と親和性の高いものか
どうかを考慮しながら読み解くと目的に達成する速度が
まったく違うものとなります。

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