出来る人間はとっくに独立している-仕事を失敗し、致命的なミスを残し、多大な損害を与えた40代無職にお金を払った体験談

馬鹿じゃねコイツ

優秀な奴は就職しない、というけれどそれに近い現象はよく聞きます。
どれだけ指示を丁寧に出してもその通りにできる人が少ないですし、
その行動の意味を考えようともしない。

逆に、「おっ!この人すごい動ける(仕事できる)な」というひとは
実は自営業者だったりする。

外注さん。それも会社に属している方には指示出しが重要です。
例えば暗い部屋にあなたが居たとしましょう。

本を読みたいけれど暗い。そこでスイッチを人(外注さん)に
頼んで押してもらうとします。

ここでほとんどの人は自分の手元にあるスマホ・携帯のどこかの
スイッチを入れます。「スイッチを入れた」ことには
変わりがないので言われたことを達成したことになります。

え?意味が分からないって?

だって「照明のスイッチを入れて(押して)」とは
言ってなかったじゃないですか。

なに?そんなもの言われなくても分かるって?
分からないよ。

暗い部屋にいて「いや~くらいな~このままだと本が読めないよ。
スイッチ押してよ~」

何ていっても相手は「明かりが欲しいのだな」なんてまず理解できません。
本当に。そこまで気が利く人間ならばとっと独立してます。

実は以前、このような依頼がありました。
家族を置いて蒸発した母親からの依頼です。

その母親さんが「子供の声が聞きたくなったので子供が
いる実家に電話をして欲しい」なんて言ってるんです。
注意!実際の依頼内容を変更してます。

仕事自体は簡単ですが僕は口下手ですからこの手の仕事は
受けたくない。かといって提携している便利屋さんに回すには
手間がかかるだけかかって利益はすずめの涙。
ほかに抱えている依頼が溜まっているので正直言うと受けたくない。

けれど色々考えたあげく人材育成のためにこの仕事を活用しようと
おもいました。丁度40歳で無職の人(以下、スクラビングバブル氏)
を最近スタッフに迎えたばかり。
その人に任せようと思ったんですね。

けど、ここでまた問題が。
このようなワケありの依頼をよこす方というのは
注文が多い。明らかに料金を超過するよう要望・無理な注文を
つけてくる。要望を聞いて「それは難しいですね」と納得させる
相談段階ですでに料金分の作業をしてしまう。

つまり実際に仕事に着手していないうちに赤字が確定。
もちろん、このようなケースも考慮して料金設定をしていても
それを凌駕する。おそろしい。

で、へとへとになりながら話しをまとめて実行段階へ。
電話をかける設定はとしては依頼主である母親さんの
今彼ということに。要望は「少しでも子供の声が聞きたい」
なので簡単な依頼でしょう。
実際、無事達成しました。しかしまた問題発生。

「子供の声が聞きたいので代わりに電話して欲しい」
このような依頼を請けたら便利屋をしていなくともすくなからず
「あ、録音してあとで提出しなきゃいけないんだな」と思うはず。
されど、前述のスクラビングバブル氏は見事なアクロバットを披露する。

僕「お疲れ様でした~では依頼主さんに報告したいので
音源を提出してもらえますか?」

スクラビングバブル氏「え?」

僕「録音してくださいと言ったはずなのですが?」

スクラビングバブル氏「確かに録音しました」

僕「じゃ、提出してください」

スクラビングバブル氏「無理です」

僕「why?」

スクラビングバブル氏「固定電話に録音しているからです。取り出せません」

馬鹿じゃねコイツ

僕「おで・・・イッタ・・・タシカニ・イッタダ」

~終了~

これはどちらかが悪いかというとそういう話ではなく~という
話ではないです。自分で稼ぐシステム作っている人からすれば
「僕(あなた)が全面的に悪い」と言うでしょう。

なぜなら、ちゃんと明確に
「録音したものはあとで依頼人に提出するもの」と伝えていなかったからです。

確かに依頼人の目的や、依頼に至るまでの事情はスクラビングバブル氏に
伝えた。録音するようにも指示をした。でも駄目だった。

僕の致命的なミスとは「相手が考える脳みそを持っていると考えていたから」
察することができると期待していたから。
期待した僕が全面的に悪い。

普通。一般的に。常識的に考えて、上記依頼内容から
「録音をお願いします」と頼んだら「後日依頼主に提出」するものと
理解するはず。でも、僕は報酬と対価に仕事を完了するよう
スクラビングバブル氏に依頼したのです。
どういうことか?

スクラビングバブル氏から見てみればとりあえず
何も考えずに指示どおりに動いていれば対価をもらえると
考えていたからですね。
向こう側に依頼主がいると実感できていない。
これはほんっとに副業感覚で仕事している奴らに多いです。
つーか本業持ってる非専業。
専業だとしても自分で仕事獲ってきた経験がない人に多い。

もうあれです。外注や他者に依頼するのであれば
ゼロから十まで説明しないといけません。

マジで。

例えば文章を印刷してもらうとします。
メールで送るとしますね。
レイアウトも整えてフォント・サイズも指定した。
でも、必ず不満が残るはず。

だって「改行を反映するように」と指示していないから。
きっと相手は「印刷すればいいだけだろ~」と
テキトーに印刷します。で、持ってこられた文書には
改行がひとつもない非常に見難い文字列が並んでいる結果となります。
あ、これね。ホワイトカラーの社員に頼んでもそうなります。
中高年のおっさんも若い今時の子でもこのような結果になるんです。
実体験済みです。

実際、役職持ちだった人でも報告メールなんて書けません。
会社ごとのお決まりの定型分があってそれを過去の例を見て
切り貼りしているだけ。
本当の意味で自分で文章整えて報告文書いた人はすくない。
おどろくほど。

しかし、ここまで人は考えないのかと嘆きます。
再三注意しても、念を押していても禁止行為をします。
頭が痛い。

また、スクラビングバブル氏はお土産を残していってくれました。
依頼主は失踪中の女性(母親)ですね。

もし、実家に番号通知ありで電話をかけたらどうなりますか?
母親を探しているのであればフツーはそのかかってきた電話番号を
もとに探偵に依頼したり手がかりとするはずです。
だから僕はスクラビングバブル氏には
「電話をかけるときには必ず非通知で」と何度も念を押していました。
されど彼はその常識を凌駕するっ!

確かに彼は「非通知状態」で電話をかけた。
でも、電話口で電話番号を聞かれたので
自分の電話番号を教えてしまったのです。

僕「イミガワカラナイ」
死神「人間ってオモシロッ!」

一から、というかゼロから教えなかった僕がわるいんですかぁ?
一位じゃなきゃ駄目ですくぁ?

案の定、後日依頼主から
「どうやら電話番号を頼りに私の調査に乗り出すらしい」
「非通知でとお願いしたはずですが?」
とのメールをいただく。
依頼主は失踪中といえど協力者を通して実家の動向を伺える
立場である。もう言い訳もできない。

後日、大赤字となりながらも対処に追われ、
さらに赤字をこさえたことはいうまでもない。
ちなみにスクラビングバブル氏はそれでも依頼達成報酬を
くれくれうるさかったので仕方なく支払いました。
厄介払いの料金としては安いと判断したので
つーかわざわざ対応に追われている最中に催促せんでもいいだろうに。

僕自身、フツーのことをフツーどおりにできる人であれば
1件最低3千から1万円の仕事を融通できるんですよ。
それも在宅仕事を。
でもほとんどの人ができない。
まず作業の意味を考えない。
額面どおりの作業しかこなせない。

フツーの人を見つけるのがいかに大変かが身にしみる。

それにしても不思議だ。
仕事ができない人間に限って閉鎖的な場所に設置してある
求人広告を探し出して応募して来るんだもんなぁ。
報酬が相場より高くしているのがいけないのかもしれない。
基本うまい話ばかり紹介しているからなぁ。

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